↓↓↓前回からの続きです。
3.標準貫入試験
標準貫入試験・・・あまり馴染みが無いですよね(^^;
でもこれがコスパ最強であると私は思います(*・ω・)ノ
こちらも簡単に手順を説明。
①2tトラックに機材を載せて現場入り。
②ボーリングマシン(調査用の機械)が調査地点まで自走。
③調査地点に鉄パイプをテント状に組む。(5m×5mぐらいの場所が必要)
④調査地点に試験用の鉄パイプを立てて、その上に重りセット。
⑤滑車を使って重り上げて、鉄パイプを重りの重さで打ち込む。
⑥重りを打ち込む回数で地盤の固さチェック。
⑦打ち込んだ鉄パイプを抜くと、パイプの中に地盤のサンプルが詰まってる。
⑧取ったサンプルを試験場に持ち込めば色んな追加試験も出来ちゃう。
という感じです( ^ω^ )
雑・・・www
細かく知りたい方は是非ご連絡くださいm(_ _)m
スウェーデン式サウンディング試験(以後SWS試験)と比べて、何が良いかと言うと、
N値が分かること!
N値というのは標準貫入試験から得られる地盤の固さを示す数値で、地盤に関わる工学的な計算を行うときは、このN値を使用します。
SWS試験で分かるのは換算N値になります。
換算です(´-ω-`)
参考程度にはいいですが、地盤の計算には基本的には換算N値は使えません。
理由は、バラツキがあり、信頼性に欠けるからです。
建物の計算書は自分で確認するつもりなのですが、換算N値では計算したくないですね(^^;)
(安全のため地盤を過小評価する必要があり、コストアップにつながる)
その他、N値と地盤サンプルがあれば液状化危険度の判定が出来ます。
これは特にやっておきたい!!
ハザードマップを調べると液状化の可能性や大地震時の想定震度、水害、土砂災害の危険性を調べることが出来ます(*・ω・)ノ
しかし、自分の家のピンポイントの情報って分からないんですよね(´-ω-`)
家が傾くとか沈むとかって、直すのは非常に難しく、コストもかかります。
+10〜20万円でその心配が解消出来ればお得なのではないでしょうか(^^)
基礎に関してご相談があれば、トップページのお問い合わせからメールしていただいてもよいですよ〜\( 'ω')/
ではでは。