今回は建築士と建築家について、それぞれの違いを簡単に説明していきます(^^)/
かなり簡単です。
建築士:一級建築士、二級建築士、木造建築士等の有資格者。
建築家:誰でも自称可能。今日からあなたも建築家!
(冗談です。簡単には名乗らないでください(>人<;)↓↓↓参照)
やっぱり、もう少し掘り下げてみましょう(´・ω・`)
建築士とは
一級建築士(構造設計一級建築士、設備設計一級建築士を含む)、二級建築士、木造建築士の有資格者です。
職業として建築士と名乗るのは、建物の設計や工事の設計監理を行っている人になります(^^)
(正確には建築士は資格名ですので、職業ではありません。)
前の記事に、一級建築士と二級建築士についても少し触れていきました↓↓↓
一級建築士と二級建築士では、確かに一級建築士の方が上位資格ではあります。
それはあくまで携わることが出来る建物規模だけの話です。
実務において、一級建築士(設計歴2年)と二級建築士(設計歴20年)では、比較にならないと思います(´ω`)
大事なのは、個人の力ですね!
ただ、一級建築士は何も出来ない人が取れる資格ではないので、最低限の信用のバロメーターとして見ていただければよいと思います(^^)
建築家とは
冒頭に書いたように、自称することも出来ます。
要するに、公的に確立されたものではなく、資格や条件もありません!!
強いて言えば、基本的には日本建築家協会(JIA)に登録した上で名乗っている方が多いと感じます。
または、コンペ(指定された建築条件で設計を競うこと)で勝ったり、建築雑誌で紹介されたり自分発信ではなく、世間に評価された設計者が名乗っています。
いや、名乗ると言うより周りから建築家と「呼ばれている」が正しいですね(^^)
世間的にも、建築家 > 建築士というイメージはないでしょうか?
結構その通りで、建築家は建築士の中でも優れた存在が多いです!!
私から見ても、お会いすると「建築家の大先生だ〜(*⁰▿⁰*)」となりますw
そういったイメージもありますので、建築をやってるものとしては恐れ多くて気軽に建築家は名乗れません( ̄▽ ̄;)
名乗る場合は、建築家として恥ずかしくない実績、実力を兼ね備えることが必要です!!
いかがでしょうか?
建築家は、線引きはありませんが名乗る以上は建築士を超えた存在になります。
性格的な好き嫌いはあるにしろ、十分な能力を証明する肩書きだと思ってよいと思います( ^ω^ )
ちなみには私は何の仕事をしているか聞かれたら「建築士だよ〜」と答えています( ̄∇ ̄)
ではでは。