先回はフローリングについて、私の選定ポイントを書いていきました。
今回は外壁選びです(・ω・)ノ
外壁を選んだときの私の視点をまとめていきますので、参考にしていただければと思います(^^)
まず、私が候補に考えたのは金属系サイディング(ここではガルバリウム鋼板)、窯業系サイディング、ALCです。
これらは乾式工法の外壁であり、世間的に主流な工法です('ω')ノ
反対に湿式工法(塗り壁、湿式タイル等)は相当凝った注文住宅しか採用されていないと思います(^^;
(乾式は製品としてある外壁を貼るだけ、湿式は漆喰を塗ったり、モルタルの上からタイルを貼ったり、取り付けてから乾いて完成するものになります。)
乾式より高くて、手間が掛かるので施主からも施工からも敬遠されがちですね。。。
ちなみに、私は金属系サイディングを採用しました(/・ω・)/
その判断材料は以下になります↓↓↓
1.金属系サイディング
主にアルミと亜鉛の合金メッキを施した鉄板を指します。
たまに混同されるのがトタンです。
こちらは亜鉛のみでメッキされているのですが、ノーメンテナンスで朽ち果てているものをちょいちょい見掛けます。。。
〇メリット
・スタイリッシュでデザイン性が高い(個人の感想です)
・コストが安い
・軽いため、建物の負担が小さい
〇デメリット
・単調になりがちで、建物形状、塗装色によっては工場みたいになる
・大雨の際に雨の打ちつける音が大きい
・衝撃に弱い(1mmも無い鉄板です。すぐへこみます。。。)
・凹凸(リブ)が細かいものはコストが高くなる(でもその方がカッコイイ)
2.窯業(ようぎょう)系サイディング
繊維を混ぜたセメントを窯で高温高圧成型したものになります。
戸建ての7割ぐらいはこちらが採用されているのではないでしょうか。
〇メリット
・デザインのパターンが豊富
・コストが安い
・遮音性能が高い
〇デメリット
・標準レベルだと安っぽい
・目地割りを気にしないと変な目地ラインが気になる(完全に私の主観)
・防水がシーリング頼み
・金属系に比べると重くて、建物に負担が掛かる
3.ALC(エーエルシー)
軽量気泡コンクリートの略称で、その名の通りコンクリートに気泡を混ぜて軽量化したもの。
へーベルハウスに関わらなければ、基本的には一生耳にしないのではないかと思います。
〇メリット
・遮音、耐久、耐火において乾式外壁では最高性能
・デザイン性の高い表面模様も選べる
・高級感(=重厚感)がある
〇デメリット
・高級感?実際高いから
・重厚感?実際重いから
・デザインが賃貸アパートみたいになる(個人の感想です)
・窯業系と同じく防水がシーリング頼みで塗装も重要
・塗装が劣化してALCが吸水すると、性能ガタ落ち
・角が欠けやすい
いかがでしょうか。
私は職業的に耐震性能が気になってしまうため、軽量な金属系サイディングが最初から強かったです(^^;
どうもトタンが金属系外壁の印象を悪くしてしまっているような、、、
また、新居は3階建てで通常の建物よりは縦長のため、デザイン的にも縦貼りのガルバが映えるかな~なんて(´・ω・`)
ALCはトータル的にはすごいです!!
性能が頭一つ出ていますからね('ω')ノ
ただ、デメリットが私には許容出来ませんでした。。。
窯業系サイディングは建売感が出そうなのがイヤで、最初に脱落しましたね(^^;
しかし、どの外壁にしてもメンテナンスは必要です!!
メンテナンスをするしないは別として、10年に一度くらいは劣化調査をしていきましょう。
以上、偏見交じりの評価ですが、一人の意見として参考にしてみてください('ω')ノ
ではでは。