こんにちは(^^)
先回の「静岡県富士山世界遺産センター」と一緒に、違う建物も見に行きました( ̄∇ ̄)
それがこちら、
「静岡市清水文化会館 マリナート」です。
設計は建築家の中でも重鎮中の重鎮、槇文彦さん。
ドーンと正面のファサード写真を載せたいところですが、まさかの正面写真を撮り忘れてしまいました(´-ω-`)
↑のリンクのHPからプロの写真でお楽しみください_(:3」z)_
実はこちらに寄る予定はなかったのですが、清水港に夜ご飯を食べに行く途中にたまたま発見!!
会社の人と意気込んで、「乗り込むぞ〜!!」と向かってみると、
扉が閉まっている。。。
なんとか1階の受付までは行けたので、
怪しいものではないですよ〜
建物の見学がしたいのです〜
と伝えると、係の方が案内してくれました(*´Д`*)
建築関係の見学希望者も多いのか、手慣れた感じの対応でした(^^;
何の資料も見ずに、ペラペラ説明していただけました(°▽°)
外からも覗けますが、こちらがメインエントランスの2階ホワイエです。
吹き抜けの大空間で、屋根を支えるツリー状の柱が魅せますね(^^)
うまいこと3階の床が浮いているように見せています。
まぁこれぐらいだと気にならない人は気にならないと思いますけど(^^;
会社の人とは、本当に浮いているのか窓枠の鉄骨で支えているのかと隙間を覗き込みながら議論していましたw
(マニアック・・・。)
脇の階段から客席ホールに移動します。
この写真は個人的に好きな感じに撮れました(*´Д`*)
階段がまた薄くてかっこいいんですよ(´ω`)
特別に見学させていただけたからこのアングルで撮れましたが、平常時だったら完全に不審者の極みですね!
まさかの客席まで案内いただき、誰もいないホールを撮るという貴重な経験をさせていただきました(*´Д`*)
説明出来る写真が無くてすいません。。。
こちらは、2階席の横の壁にちょこっと付いている特別席からの目線です。
てっきりVIP席なのかと思っていたら、通常席が満席になってから売り出される予備席なのだとか。
舞台が見難いので、席に拘らずどうしても舞台が見たい人や、通常席に飽きて違う視点から見たい人が利用するそうです。
同じような席が3階にもあり、そちらもご案内いただきました( ´∀`)
3階には清水港が見渡せる展望エリアがあります。
(そんなに広くはないですが、、、)
外から見るとこんな感じ。
眺めは良かったですよ( ^ω^ )
こちらが3階から見る2階ホワイエです。
それなりの人数が溜まれる空間で、ガラス張りと吹き抜けの効果に依って開放感があります(^^)
それでは今回もマニアックポイントに移ります( ̄▽ ̄)
出ました、トイレのサイン!!
ここだけは非常に残念でした。。。
ものすごく普通で、古い公立の学校にあるようなサイン。。。
何か問題があったのだろうか(・_・;
次は、この建物の色んなところにあるコンクリートの壁!!
よく見ていただくと、コンクリートの表面に木目模様があるのですが、わかりますか??
コンクリートは、通常は表面がツルツルの型枠に流して、固まったら外します。
なので、仕上がるコンクリートの表面は当然ツルツルです。
この建物のように木目をつけるには、木目のついた型枠を使用するのです。
それが結構お高いらしい(;´д`)
そこまで珍しいものではないのですが、コストがかかるので普通の建物ではあまり採用はされませんね(´ー`)
最後は、屋外の階段!!
1階の昇るところと2階の降りるところの2箇所しか固定されていないのです!
(踊り場が浮いているということを言いたい(^^;)
鉄骨の階段なら比較的設計しやすいのですが、鉄筋コンクリートの場合は重いので、かなり設計が苦しいはず。。。
鉄は引っ張りに強いのですが、コンクリートは引っ張りに弱い。
2階の接合部には結構な引っ張りの力が常にかかっているはず。
鉄筋増し増しの力技なのだろうか。
う〜ん、自分ならどうするか(´ω`)
と、いうわけで、いかがでしょうか!
私としては、かなり質の高い建物に感じました( ´∀`)
まだまだコロナの影響でイベントの中止が多いのですが、7月から少しずつ開催されるようです(^^)
イベントのついででもよいですし、清水港で海鮮を堪能してから寄ってもよいと思います\( 'ω')/
ちなみに、清水といえばちびまる子ちゃん。
ちびまる子ちゃんランドも近くにありますよ( ´∀`)
是非立ち寄ってみてください。
最後に、ご案内いただいた係の方、本当にありがとうございました!
ではでは。
おまけ;夕景の後ろ姿です。